米の金融機関の体質
◆米連邦準備理事会(FRB)は3月13日に米金融機関に対する特別検査(ストレステスト)の結果を発表………大半の大手金融機関が5%の自己資本比率を維持できると判断。
この判断は正しいのか?
「そうではない。大変な病におかされている」とガイトナー財務長官。
米紙ウォール・ストーリー・ジャーナルに「金融危機健忘症」という寄稿の表題
内容は、金融規制の対象外にあるシャドー・バンキング(影の銀行)は、何兆ドルもの短期資金を調達しリスクの大きい規制活動に充てていた。デリバティブ市場は600兆ドルに肥大していた。
金融規制を導入しようとしたら、金融界は骨抜きを図ろうとする。
彼らは、表面さえ取り繕えば、また始めようとする。その危険について本当は知っていて、自分自身の利益にはしる米金融界の体質。