« 2011年07月 | メイン | 2011年12月 »

2011年11月 アーカイブ

2011年11月03日

日本の今後の技術

技術:30年後、活力を生む技術

《三菱総合研究所レポート》
◆素材産業では2つの流れ
・第一:素材の開発だけでなく、その素材を使った製品の製造・加工やアフターサービス、リサイクルなど:………付加価値の連載(バリューチェーン)で全体をカバーした産業構造の構築

・第二:生体機能を活用した素材や、再生医療向け素材
例、木材からカーボンナノチューブ(筒状炭素分子)や、セシウムを吸着する顔料の一種プルシアンブルーなど
◇新素材とITを融合させて、刺激に反応する機能性の新素材「スマートマテリアル」の展開で素材産業そのものを変える可能性がある。
例えば、複合材料にセンサーを組み込めば、構造物の寿命などのモニタリング(監視)が可能になる。
更に、駆動技術を組み合わせ形状が変化できるようにすれば自己修復機能をもった素材が誕生する。
こうなると素材産業はシステム産業へと転換する。素材が生物や生体といった新領域やITと融合することで、新たな成長分野を生み出す。

2011年11月19日

すべてはこの邦銀たたきから始まった

1980年代、世界の銀行ランキング 〈2013年から新しい国際銀行規制(バーゼル3)〉

◆1980年代後半に世界の銀行ランキング(資金量、ド ルベース)で、なんとベスト10の内、7行を邦銀が占 めたことがあった。

◇この邦銀の80年代のOver Presense(目立ち過ぎ) が格好のターゲットになった。BIS規制である。欧米銀 行は邦銀の弱点である、自己資本比率の低さに目をつ け、その点での規制を強化した。

国際業務を行なう銀 行は自己資本比率8%以上、国内業務のみでは4%以上 が求められた。これが邦銀にとっての国際展開に足枷となり、以後拡大志向に歯止めがかかった。

これが、サムプライムローンから「リーマン ショック」へ

続きを読む "すべてはこの邦銀たたきから始まった" »

About 2011年11月

2011年11月にブログ「アキーの洞察学講座」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2011年07月です。

次のアーカイブは2011年12月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.34