◆円高でも国内生産を有利にする仕組み
◇円高で輸入材のコストが下がる。
◇設備投資の在り方を見直す。用地について都道府県と話し合い固定資産税を新たに雇用する人数とバーターで考える。
◇人件費の削減に向けたロボットの活力・・・・ここにきてパラレルリンク式ロボットの投入が相次いだのか。
きっかけは、ある技術の“特許切れ”だ。
電子機器の組み立てなど軽作業ロボットが脚光を浴びている。大手ABBの「特許切れ」を受け、新製品が相次いでいる。2010年は国内の「軽作業ロボット元年」になりそうな勢いだ。
パナソニック工場導入(部品組み立てロボット)・・・・専門のプログラム言語を覚えなくても、実際にロボットを手で動かすだけで動きを覚えさせることができる。
◇国内生産の80%を輸出している自動車メーカーのマツダ・・・・小型車から大型車まで主要部品を「相似形」にする「コモンアーキテクチャー(共通設計)」とよぶ革新・・・・設計の簡素化で部品会社の負担を軽減した上で、各社に「新興国並の価格」を求める。
◆このようにきめ細かく対応することで、新興国並のコストで国内工場を確保していくことが大事だ。ましてや、国内で確保した資金を使った海外への設備投資には大変な違和感をおぼえる。